OsamuMabu

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フィリピン人の生活 (24)

<危険な代名詞 マニラ> 何カ国も旅された方はお気づきだと思いますけど、穏やかで治安の良い東南アジアでも、 フィリピンというか、特にマニラの空気は異質です。ピリピリしているというのでしょうか?殺気がみなぎる街だと思います。そんな事ない?それは感性に乏しいだけです。日本ではないので、もっと感覚を研ぎ澄ました方がいいでしょう。地方に住む私のフィリピン人の友人ですが、運転手を雇っています。その運転手はマニラには行きません。友人がマニラに行くときは自分で運転しています。その運転手が昔マニラに行った時に、強盗に顔を ...

フィリピン人の生活 (23)

フィリピンは危険。マニラは危険。呪文のように何度も聞いたと思います。道を歩けば携帯を強奪されタクシーに乗ればボッタクられ、ジープに乗ればカバンを引き裂かれ、FXに乗れば乗客が拳銃強盗になり、バスに乗れば爆弾が爆発する。爆弾はもう無いでしょうけど、これは珍しい話ではないです。

フィリピン人の生活 (22)

<まとめ> フィリピンの文化について日本との違いなどまとめてみました。一番大きなところは、生活に信仰が深く関わっている点ではないかと思います。日本人も神社にお参りしたりしますが、フィリピンではさらに神様が人々の生活の身近な存在であると感じます。神様がお許しななれば、嘘,騙し,金の無心,強盗,まで蔓延っています。又日本人中高年者は、ターゲットにされやすく注意ぶかく観察し、先ずはフィリピン人を信用しないことです。 戸惑うこともありますが、お互いの文化の違いを尊重し、楽しいフィリピン生活を送ってくだ ...

フィリピン人の生活 (21)

変化が続くK-12制度 2011年に制定された新しい教育制度のことをK-12と呼びます。これは、幼稚園(1年)から小・中・高校までの計13年を義務教育とするもの。K-12以前のフィリピンの教育制度では高校がなく、中学にあたる「high school」を4年間で卒業したら大学へ進んでいました。そのため、今は20歳で4年制大学を卒業している人がたくさんいます。語学学校の先生たちが若いのに経験豊富なのはこのような理由なんですね。しかし国際的には教育年数が不足しているとみられてしまっており、近年フィリピンでも13 ...

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フィリピン人の生活 (20)

100の省略 お買い物のときに、「one forty」や「three fifty」という表現をされることがよくあります。 これは「140」「350」の「hundred」を省略した言い方。慣れるとこの表現を使うのが自然になります。 一方で「1000」は省略せずに、そのまま「1060: one thousand sixty」のように言われます。 (37)Bill out レストランのお会計のことを「Bill out」と言います。アメリカなどでは「Bill」とするところに「out」が付くんですね。 あるいは「B ...

フィリピン人の生活 (19)

フィリピン文化の特徴(ジェスチャー・言い回し編)   (31)トイレの表記「CR」 トイレのことをフィリピンでは「CR:Comfort Room」と呼びます。 おまけの表記「Buy 1 Take 1」 これは1個買ったらもうひとつおまけで付いてくるというもの。薬局やスーパーマーケットでよく見かけます。 日本なら半額にするところですが、もうひとつ売ってしまうというのがフィリピンあるあるです。 ショートメッセージは「text」 携帯電話の番号でやりとりするショートメールのことを「text」と呼びます ...

フィリピン人の生活 (18)

トライシクルの乗り方 1. トライシクルが多く集まっている場所でドライバーを待って乗車する方法と、道を走ってい  るトライシクルを手上げて停める方法があります。 行き先を告げ、運賃を聞きます。運賃はドライバーの言い値で、外国人は高めの料金を言われることが多いので臆せず交渉します。 メトロマニラでは日本人の場合2キロ20ペソ(42円)程度からが相場のようです。おつりがないことが多いので、コインや20ペソ札を多く用意しておくといいでしょう。 3. 交渉が成立したらドライバーの後ろ、もしくはサイドカーに乗り込み ...

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フィリピン人の生活 (17)

29)網の目上状に広がるジプニー交通網 フィリピン人の足といえばジプニー(Jeepney)。 これは昔のジープという大型の車を改造し公共の乗り物にしたもので、今でもフィリピン人は「jeep」と呼びます。地方の隅々まで路線が張り巡らされていて便利な反面、日本の電車のようなわかりやすい乗り換えマップはあまりないので、利用するには土地勘が必要になります。運賃はメトロマニラ内であれば4kmまで9ペソ(19円)です。なお、今はエアコン・窓なしで車体の後ろから乗り込むものが主流ですが、新しいタイプのジプニーの導入が進 ...

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フィリピン人の生活 (16)

27)年々ひどくなる大渋滞 メトロマニラやセブといった大都市では年々自家用車を購入する人が増え、渋滞がひどくなっています。 通常であれば15分で到着する隣町に行くのに1時間以上かかるのも珍しくはありません。移動には時間の余裕を持って動くことをおすすめします。 (28)渡るのが大変な道路 フィリピンの交通ルールは基本的に歩行者優先。ただし、信号機がある道路は少ないので、歩行者は手で車を止めて道を渡る必要があります。大通りでは左右数車線の車を止める必要があるため、慣れるまでなかなか道を渡るのは難しいかもしれま ...

フィリピン人の生活 (15)

26)クリスマスギフトが大好き クリスマスはフィリピン人にとって1年で一番重要なイベント。「13months salary」という1ヶ月分のボーナスを使ってたくさんのギフトを贈り合います。クリスマスギフトは日頃の感謝と翌年への潤滑剤フィリピンでは、友人や家族だけでなく、職場の人やお世話になった人にギフトを贈る文化があります。日本人も例外ではありません。 11月ごろになるとコンドミニアムにギフトや寄付のお願いのチラシが貼り出されたり、水のデリバリーのお兄さんがチップを期待して丁寧な対応になったりします。 う ...

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フィリピン人の生活 (14)

(23)初対面でもプライベートな質問がくる フィリピンでは日本人の感覚として親しくない人には聞かないような質問をどんどんされます。たとえば、 「結婚しているの?」 「子どもは?(いない場合)なんで作らないの?」 「どこに住んでいるの?」 といった具合です。 また、日本では女性に体重や年齢を聞くことは失礼という風潮がありますが、フィリピンではそういう考えはありません。ただ、身長については別。フィリピン人は背が低めの人が多いので、男性に身長を聞くのは失礼にあたるそうです。 (24)「はぁ?」というあいづち う ...

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フィリピン人の生活 (13)

(21)あいさつは握手、ハグ、キス、マノ フィリピンの挨拶は日本に比べ距離感が近いのが特徴です。ビジネスではまず握手をするというのが一般的。友人では数回会ったくらいの間柄で、ハグやチークキス(頬同士を合わせるキス)をします。また、「マノ」もしくは「ブレス」と呼ばれるあいさつも特徴的。これは、年長者を敬意を示すためのあいさつで、相手の手をとって自分の額に当てるというものです。フィリピンでは挨拶で肌を触れ合わせる文化なんですね。 (22)「ご飯食べた?」という挨拶 もうひとつ知っておきたいのが、「Kumain ...

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フィリピン人の生活 (12)

(20)お金の貸し借りのトラブルに注意 キリスト教信者の考え方のひとつに、持つものが持たざるものに分け与えるという助け合いの精神があります。フィリピンでもその考えが広く浸透しているので、困っている人に寛容な文化といえます。ただし、これがお金の貸し借りなどトラブルに発展してしまうことがあります。実際にフィリピンで生活していると、「家族の手術代を貸してほしい」、「帰省費用が足りないので援助してほしい」というような申し出を受けるケースを耳にします。その際に、むげに断ると恨みを買い、安易に引き受けると要求がエスカ ...

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フィリピン人の生活 (11)

(17)貯金をしない 買い物編でも触れましたが、フィリピン人はお金があったらあっただけ使う人が多くいます。日本人は将来何があるかわからないので備えるために貯金する、フィリピン人は将来何があるかわからないから今を楽しむためにお金を使う、という対照的な話があります。 (18)おつりがあいまい ローカルのエリアでは買い物のときにお釣りが大まかにしか返ってこないことがあります。特に1ペソ以下の「センタポ」というコインはなかなか計算が難しい面もあり、切り上げ・切り捨てになることが多いです。また、タクシーを利用する際 ...

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フィリピン人の生活 (10)

(16)活気のあるマーケット フィリピンでぜひ訪れていただきたいのが、マーケット(市場)。各地にWet Marketと呼ばれる生鮮食品を扱うマーケットがあり、とても活気に溢れています。市場では日本であまり見かけない魚介類や野菜などに出会えます。特にフィリピンは島国なので新鮮な魚介類が豊富。現地の人の生活を肌で感じたり、値段交渉などで会話する楽しさがあります。ただ、ローカルなエリアにあることが多いので、治安には十分気をつけてください。