あたらな発見 馬祖列島

2019/8/5

ひと味違う新たな発見を求めて馬祖へ (10)

「北海坑道」 台湾馬祖列島の歴史遺産は「北海坑道」。全長約743m、水路の高さは約18mという、馬祖エリア一の地下坑道である「北海坑道」は、小型船艦を砲撃などから守るために1970年代に作られた軍事拠点です。歩いて約30分で1周できますが、満潮時は歩けないところもあり、現在は木舟で坑道の様子を見学できます。坑道は山の奥深くまで入り込んでおり、800日以上かけて完成させたその大変さが、坑道の岩の壁からにじみ出ています。夏場は、「藍眼涙」という青く光る夜光虫の群れを見ることができ、その美しさは幻想的です! 如 ...

2019/8/5

ひと味違う新たな発見を求めて馬祖へ (9)

「鉄堡」 台湾馬祖列島の歴史遺産は「鉄堡」。中国に一番近い基地として、海に突き出た岩礁に築かれた「鉄堡」(鉄のトーチカ)は、中国からの軍の侵入を防ぐために、地下の石室、坑道、砲口、トイレなど、兵士が常駐するための設備が完備された防御施設として使われていました。現在は柵や通路が整備され、無料で開放されているので、海に浮かぶ要塞として重要視されていた当時の名残を見学できるようになっています。岩場にも海を泳いできた兵士が上陸できないようにとガラスが埋め込まれているなど、当時の緊迫した様子を知ることができます。

2019/8/5

ひと味違う新たな発見を求めて馬祖へ (8)

「馬祖酒廠」 台湾馬祖列島の歴史遺産は「馬祖酒廠」。南竿島の復興村にあり、天然水を使った高梁酒、大麴酒などを作っている酒廠(お酒の工場)で、工場内はふわりと老酒の豊かな香りが漂っています。また、工場内には、予約制の試飲スペースや販売所、珍しいお酒の展示、工場の歴史を知ることができる試写室なども行っており、貴重なお酒のボトルの数々を眺めながら試飲などを楽しめます。八八坑道も管理しているので、坑道の見学後に寄るコースが定番です。

2019/8/5

ひと味違う新たな発見を求めて馬祖へ (7)

「馬祖巨神像(祈福坑道)」 台湾馬祖列島の歴史遺産は「馬祖巨神像(祈福坑道)」。馬祖列島の南竿島の丘の上にそびえる、2009年に完成した高さ28.8mの「馬祖巨神像」は、10年以上の歳月をかけて造られた世界一高い媽祖神像です。毎日の平安を祈るという意味で、365個の花崗岩の塊を積み上げて造られ、媽祖の故郷である中国の媚州島を遠く見つめる穏やかな表情は、神々しさがにじみ出ています。巨大な像の周囲には12枚の彫刻があり、媽祖が神様になった物語をできます。像の真下あたりに発見された門前山坑道は、ここをくぐると願 ...

2019/8/5

ひと味違う新たな発見を求めて馬祖へ (6)

「八八坑道」 台湾馬祖列島の歴史遺産は「八八坑道」。南竿島にある、花崗岩を掘って作られた「八八(Baba)坑道」もまた戦時遺構を有効活用した事例で、ひんやりした全長200mの坑道内には馬祖名物・老酒を熟成させた酒壺がズラッと並べられています。戦前は住民が海賊から逃れるために使っていた山洞でしたが、戦争に備えて銃器や弾薬を置くための地下道にされました。現在は陳年老酒(陳年高粱)と陳年大麴酒を保存する酒蔵として使用されています。道の入り口には大きな樽がずらりと並び、トンネル内部は一年を通して一定の気温と湿度で ...

2019/8/5

ひと味違う新たな発見を求めて馬祖へ (5)

「青の涙」を見るならココ!津沙村にある「津沙客桟」 馬祖列島の中心に当たる南竿島。台湾本島から空の便やフェリーも就航しています。「青の涙」を観賞できるスポットは島の多くに点在していますが、中でももっとも美しいと評判の島南岸部には、かつて島一番の大きな漁村として栄えた津沙(Jinsha)集落が存在します。少しジブリ感も漂う伝統集落の目の前には金砂のビーチの津沙湾が広がります。その津沙村の中でもひときわ見晴らしのいい高台に建てられた民宿「津沙客桟」は「青の涙」を観賞するのに最適な宿。築100年を越える石と木組 ...

2019/8/5

ひと味違う新たな発見を求めて馬祖へ (4)

「北海坑道」で開催される「青の涙鑑賞ボートツアー」 もし不運にも「青の涙」を海で見ることができなかったら、南竿島南部にある戦時遺構「北海坑道」で行われる「青の涙観賞ボートツアー」がおすすめ。かつて遊撃戦用の船舶を停泊させていた全長640mの地下トンネルは、現在一般公開されています。引き潮の夕方頃までは坑道内の遊歩道を散策できますが(日によって干潮時間が異なるため注意)、潮が満ちる夕方以降は坑道内の水路をボートで移動し、ボートの上から「青の涙」を観賞することができます。ボート乗り場のライトを消すと、そこは一 ...

2019/8/5

ひと味違う新たな発見を求めて馬祖へ (3)

「馬祖で見られる神秘のベール「青の光」 そんな馬祖列島の観光の目玉がこの青の光の神秘のベール、通称「青の涙(Blue Tears)」で台湾語では「藍眼涙」で知られる夜光虫による発光現象です。日本をはじめ世界中でこの現象を目にすることはできますが、赤潮の発生など偶発的な自然条件に左右されることに対し、馬祖では毎年4~8月末まで日常的に発生しています。馬祖列島は主に5つの島(南竿島、北竿島、東引島、東莒島、西莒島)で構成されていますが、どの島でもこの「青の涙」を見ることができます。青の涙を安定的に見られるシー ...

2020/11/28

台湾の神秘 馬祖列島

台湾海峡に浮かぶ馬祖列島 台湾本島から北西へ約200km、中国大陸からわずか20kmの至近距離に浮かぶ馬祖(日本語読みは“ばそ”、台湾語読みは“Matsu”あるいは中国語読みでは“Mazu”)列島。中国本土にて共産党が政権を掌握して以来、蒋介石率いる国民党は台湾本島へ逃れ、1950年以降台北に新政府を樹立して共産党と対立します。その最前線に立たされたのがこの馬祖列島。もともと中国との国交が盛んでのどかな漁村の島でしたが一変して軍事要塞化し、台湾本島からも隔絶され、一般の往来は厳しく制限されてきました。時が ...

2020/11/28

馬祖列島 台湾観光

ひと味違う新たな発見を求めて馬祖へ 馬祖へのアクセスは決して便利とは言えません。飛行機は台北松山空港と台中空港から、フェリーは台湾北部の基隆港からは毎日1便(所要8~10時間)就航しています。近年までベールに包まれていた馬祖だからこそ、「青の涙」や戦時遺構も含めて、手付かずの自然やのどかな漁村の風景など数々の魅力が眠っています。台湾にちょっと飽きてきたら、新たな発見を求めて是非、馬祖を訪れてみてください。連江県に属する馬祖列島は、澎湖島、金門島とともに台湾の7つの離島の1つ。北竿島、南竿島、東莒島、西莒島 ...

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