フィリピンの文化

フィリピン人の生活 (21)

変化が続くK-12制度
2011年に制定された新しい教育制度のことをK-12と呼びます。これは、幼稚園(1年)から小・中・高校までの計13年を義務教育とするもの。K-12以前のフィリピンの教育制度では高校がなく、中学にあたる「high school」を4年間で卒業したら大学へ進んでいました。そのため、今は20歳で4年制大学を卒業している人がたくさんいます。語学学校の先生たちが若いのに経験豊富なのはこのような理由なんですね。しかし国際的には教育年数が不足しているとみられてしまっており、近年フィリピンでも13年(+大学4年)の年数にするよう変革が進んでいます。高校が実際に始まったのは2016年なので、つい最近の話です。なお、私立の学校では独自に中高一貫の6年制度を以前からとっている学校もあり、教育制度は国内でばらつきがあります。
(42)学校は6月始まり、3月終わり
フィリピンの公立校は6月〜10月、11月〜3月の2期制を取っています。前期と後期の間の長期休みはなく、そのかわり最も暑い時期である4・5月を長期の休みにしています。インターナショナルスクールでは8月始業、日系スクールでは4月始業となっているため、学校を移る際には学年のズレを考慮する必要があります。
(43)送り迎えが必須
フィリピンでは安全面を考慮し、基本的に子どもだけで通学することはありません。大人が付き添うか、スクールバスを手配します。マニラなど一部の地域ではスクールバスを学校が用意してくれないため、保護者が有志で業者に依頼します。
(44)給食がない
フィリピンは給食がなく、お弁当を持参するのが基本。小学校高学年ごろから使えるキャンティーン(食堂)で生徒がランチを購入できる学校もあります。一部のプレスクールではスナックを支給するところがありますが、チョコレートなど日本ではあまり幼い子に積極的に与えないものを出す場合があるので気になる場合はスナックの内容を聞いてみたほうがいいでしょう。

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