豊かな自然 亀山島

豊かな自然を満喫できる亀山島|神秘と絶景のエコツアー体験
台湾・宜蘭の沖合にぽっかりと浮かぶ「亀山島(グイシャンダオ)」。パッと見ただけで「名前の由来はこれか」と納得してしまう、あのユニークな亀の形が特徴です。無人島なのに、自然の生命力がビシビシ伝わってくるこの島は、最近じわじわとエコツーリズムの注目株になっています。
今回は、そんな亀山島で体験できる大自然とのふれあいや、心がワクワクする野生動物との出会い、そして「ここでしか見られない!」と思わず声が出るような観光ポイントをたっぷり紹介します。
亀山島の自然景観|火山島ならではのダイナミックな風景
火山活動が生んだ地形|煙を上げる島の背中
この島、実は今も生きてるんです。いや、大げさじゃなくて本当に。島の背中のあたりから、もくもくと白い煙が立ちのぼっていて、「あ、地球ってまだ活動してるんだな…」って、ちょっと感動すら覚えました。遠くからでも見えるその煙、なんだか幻想的で、思わずシャッターを切る手が止まらない。
しかもこの島、地形がどんどん変わってるんですよ。隆起したり、侵食されたり…自然が今もコツコツとこの島を削ったり盛り上げたりしてる感じ。地質マニアじゃなくても、間近で見たら「あ、これヤバいわ」って思うはず。
断崖と海蝕洞窟|自然が彫刻したアートの世界
島をぐるっと取り囲むように、高く切り立った断崖や、長年の波の力でくり抜かれた海蝕洞窟が点在していて、まさに“自然の芸術作品”ってやつです。ボートで近づいて見てみると、その迫力に一瞬息を呑みます。
中でも「海底の門」と呼ばれるアーチ状の岩、これはもう…ほんと写真じゃ伝わらない。自然が何百年、何千年もかけてコツコツ削って、やっとできあがったアート。思わず無言で見とれてしまう、そんな瞬間に出会える場所です。
透明度の高い海|青と緑のグラデーションが広がる海原
亀山島の周辺海域は、信じられないくらい透明。海の色が、深い藍色からエメラルドグリーンへとグラデーションになっていて、「これ、CG?」って疑いたくなるくらい美しいんです。
特にオススメなのが、朝の出航時間。海が静かで、太陽が昇ってくるときの空と海の一体感…あれはね、写真じゃ一割も伝わらない。「なんでこんな美しい景色を今まで知らなかったんだろう」って、ちょっと悔しくなるくらい。波の音と朝焼けの光に包まれて、心がじんわり温かくなるような時間です。
人の手があまり加わっていない分、亀山島では“ありのままの自然”に触れられます。観光っていうより、ちょっとした冒険に近いかもしれません。忙しい日常にちょっと疲れたとき、こんな場所に身を置いてみると、「ああ、生きてるなぁ…」って感じられる。そんな体験、してみませんか?