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台北の山と観光 (7)

<象山の展望台(超然亭)> 展望台の規模としては、こちらの方が「相機平台」よりも大きい。 ベンチも多く、ゆっくりと景色を眺めるなら、こちらも悪くない。 眺望が西に開けているので、夕日はこちらの方がよく見える。ただ、手前に丘が被ってしまい、街の一部が隠れてしまう。こちらも十分素晴らしい景色が見られるので、「相機平台」が混んでいたら、こちらまで登ってみるもいいだろう。 展望台に到達するまで、少々苦労はあるが、それに十分見合う絶景である。短い旅行中に立ち寄るには、ちょっと時間もかかるし体力も消耗するが、それでも ...

台北の山と観光 (6)

<象山の展望台(相機平台)> 目的地の展望台、「相機平台」である。ここから、さらに登ったところに「超然亭」という展望台があるが、どちらかと言うと、こちらの「相機平台」は眺めが良い。 <相機平台からの眺め 夕方になると、西の空が赤く染まり始め、台北101もほのかに赤く染まっていく。 日の入りの時間帯が一番美しい。雲が少なければ、台北101がはっきりみえる。

台北の山と観光 (5)

<象山登山道の入口(病院ルート)> ここでもう一つのルートをご紹介しよう。通称「病院ルート」と呼ばれているコースだ。 登山口には象のレリーフや石像が置かれた小さな広場がある。この場所へは、駅から歩くのは遠いし、かなりの坂道を歩かなくてはならない。ただ、前出の赤い点線のルートに比べ、石段を登る距離は短くて済む。タクシー等、車を利用して登山口まで来れば、比較的楽に登れるコースだ。 ただし、階段の幅が狭く、やや急である。街灯も少ないので、夜間はあまりおすすめできない。

台北の山と観光 (4)

<六巨石> 六巨石とは、その名の通り6つの巨大な石がある場所で、地図の③である。 六巨石まで登れば、お目当ての展望台は目と鼻の先である。 登山口にからゆっくり登って1時間で六巨石には到着する。アマチュアカメラマンが三脚を立てて岩の上に陣取っている。象山からの眺めは、やはり夕暮れ時が一番美しい。日の入り前に展望台に到着するよう逆算して登ることをお勧めする。本格的に写真を撮る人は早めに行かないと、いい場所は三脚で埋め尽くされている。

台北の山と観光 (3)

<象山登山口へのルート> このルートは、一直線に展望台まで階段が伸びている。ずっと上まで階段が見えているので、精神的にも結構つらい。しかし、普段から運動をしているような人であれば、それほど苦労しないのかもしれない。街灯も所々にあり、夜でも薄暗い。夜景を見た帰りでも、通行人も多くあまり怖さは感じない。ただし、暗くなってから登山もしくは下山する場合は足元を照らすために懐中電灯を持参した方がよい。 <登山道の途中にある展望台> ここからの眺めも十分美しい。手前のビルが少し邪魔になるが、台北101の全体が見える。 ...

台北の山と観光 (2)

<象山の地図> 象山に登るには、いくつかルートがある。登山口にある案内図でわかる 象山に登るルートのうち、主要な2コースをご紹介する。まず、地図上の赤い点線のルート、これが地下鉄の象山駅から歩くルートだ。 <象山駅> 象山は人気のスポットでいつ行っても結構人がいる。2013年に地下鉄信義線が開通し、象山駅ができた。これをきっかけに登る人が増えたようだ。 当然、一番メジャーなルートは象山駅を出発点とするルートだ。

台北の山と観光 (1)

<「象山」シャンシャン> 「台北で一番の絶景を見られる場所は?」と問われたら、間違いなく「象山」と答えるだろう。ただし、お金を出してエレベーターに乗ったら、すぐに観られるお手軽な絶景とはちょっと違う。この絶景を見ようと思ったら、誰であろうと約30分間、延々と階段を登って展望台に到達しなければならない。道路もなく、手段は己の足だけである。ちなみに高さは、海抜183mと山としてはそれほど高くはない。

台湾の山々観光と旅行 (14)

台北・陽明山の行き方 台北・陽明山へは車での行き方と電車・バスを使う行き方があります。車での・陽明山への行き方は、2つの行き方があります。1つ目の車での陽明山への行き方は台湾国道1号線に入り、台北インターチェンジで降ります。台湾省道台2乙線から百齢橋、中正路、省道台2甲線、竹子湖路を通ると、陽明山に到着します。 2つ目の車での陽明山への行き方は、台湾国道3号に入り、中和インターチェンジで降ります。台湾省道台64線から省道台106甲線、省道台3線、環河快速道路、民族西路、省道台2乙線、百齢橋、中正路、省道台 ...

台湾の山々観光と旅行 (13)

台北・陽明山の登山・ハイキングの注意事項 台北・陽明山で登山・ハイキングをする場合は境が異なる海外での登山になるため、陽明山を登る前に、事前に陽明山へ行くことを家族や友人に連絡しておくことをおすすめします。山の気候は急激に変わりやすいため、陽明山で登山する当日は、天気予報を確認してから登山するようにしてください。 また陽明山の登山・ハイキングコースの途中では階段が急になります、硫黄が出る蒸気が噴出する場所があるのでご注意ください。陽明山国家公園にある土、石、桜や梅の木などの植物は全て陽明山国家公園の自然資 ...

台湾の山々観光と旅行 (12)

<小油坑> 七星山の小油坑の登山・ハイキングコースに入ると急な斜面が増え、階段の隙間から硫黄が混ざった蒸気が噴出している場所もあります。小油坑の登山・ハイキングコースは足場が不安定になってくるため、足元に注意してください。小油坑の頂上からは陽明山周辺の山の景色や台北市が見渡せます。 また、小油坑の登山・ハイキングコースには別の陽明山頂上に続く展望台へ向かうコースもあるので、展望台へ行くと陽明山周辺の景色をゆっくり眺めることができます。小油坑の登山・ハイキングコースの途中では、季節の植物や台湾の野生動物・竹 ...

台湾の山々観光と旅行 (11)

<七星山> 台北 ・陽明山の七星山エリアは標高1,120mあり、台北市で最も高い山となっています。およそ70万年前に活発な噴火活動が行われた火山で、日本の富士山と同じ成層火山に分類されています。七星山の山頂付近にはカルデラがあり、それが北斗七星を連想させる形で残っているため、このエリアは七星山と名付けられました。

台湾の山々観光と旅行 (10)

<擎天崗> 擎天崗は広い草原地で、日本統治時代に牛の放牧が行われていました。現在の擎天崗は石畳で散歩道が整備され、日帰りでピクニックに訪れる地元の台湾人や観光客の姿が見られます。晴れた日には草原に牛が放牧されている日もあり、牛と一緒に陽明山の景色を撮影できます。台北MRT劍潭駅から直通バスも運行しています。 台湾・澎湖の玄武岩は自然が生み出した絶景!見どころや行き方を徹底ガイド! 澎湖は台湾の西にある約90の島からなる台湾で一番のリゾート島です。澎湖の島にはいたるところに... ビジターセンター 陽明山の ...

台湾の山々観光と旅行 (9)

<中山楼> 中山楼は、陽明山国家公園の南側の入口近くにあります。中山楼は1965年に国父孫文の生誕百周年を記念して建てられた建造物で、外観、内観共に豪華な装飾が施されています。中山楼の楼閣は、現在の台北でも流通している百元紙幣の背面にも描かれている台北でも有名な建築物です。 中山楼は以前は歴代元首が各国のゲストを接待したり、国宴を催す場所として利用されていましたが、現在は台湾の文化遺産として残されています。中山楼は1時間で楼閣内を巡る無料ガイド付きの参観ツアーがあります。中山楼には当時の屏風やソファなどの ...

台湾の山々観光と旅行 (8)

<草山行館> 草山行館は1923年に昭和天皇の休憩所として建築された建物で、現在はレストランや展示室が併設しています。1949年には台湾の総統官邸となり、蒋介石総統の没後は放置されていましたが、2002年に台北市が草山行館を古跡に認定したことで、2011年から一般公開されるようになりました。 草山行館の展示室は応接室、書斎、客間、居間など蒋介石と妻が過ごした空間や夫妻の写真、肖像などが展示されています。応接室はレストランとして再利用され、官邸に招かれた客人のようにゆったりとした時間を過ごせます。ランチ、デ ...

台湾の山々観光と旅行 (7)

<陽明書屋> 陽明書屋はかつて蒋介石総統が国内外VIPをもてなしたり、避暑地として過ごした台北の別荘です。蒋介石死去から4年後に台湾の歴史的な資料的な資料が運ばれ、「陽明書屋」と呼ばれるようになりました。敷地内は15ヘクタールにも及び、外観は要塞、別荘内は宮殿のような造りになっています。 陽明書屋に入館する際はガイド付き添いの元の参観になるので、参観の集合時間に遅れると参観できなくなるのでご注意ください。また、陽明書屋内では写真撮影・飲食は禁止となっています。陽明書屋の営業時間は9:00~16:30、毎月 ...