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龍洞(ロントン)台湾北部の人気ダイビングスポット紹介

龍洞(ロントン)でダイビング体験|

台北からアクセス抜群の海中スポット

台湾の北部に位置する「龍洞(ロントン)」は、台北からわずか1時間ほどで訪れることができる本格的なダイビングスポットです。日本ではあまり知られていないかもしれませんが、実は台湾国内では非常に人気の高いエリアで、美しい海中景観と豊富な生き物、初心者から上級者まで対応する多彩なポイントがそろっています。この記事では、龍洞の魅力やアクセス方法、周辺観光も含めて詳しくご紹介します。

龍洞ってどんな場所?|

ダイビングに最適な自然と立地条件

台北から日帰りで行ける利便性の高さ

龍洞は新北市貢寮区にあり、台北からバスや車で約1時間という立地にあります。たとえば、週末のプチ旅行や1日だけのダイビング体験にもぴったりです。都市に滞在しながら自然を満喫できるのがこのスポットの魅力で、台北駅周辺からの送迎付きプランも多くあります。

岩場と透明な海に囲まれた絶好のロケーション

龍洞の名前は「龍の洞窟」という意味を持ち、実際にこの地域はダイナミックな岩場と洞窟が多く、地形派のダイバーにも人気です。透明度は平均10〜20メートルで、条件が良ければさらに高くなることも。海中にはサンゴや熱帯魚、小さな甲殻類などが生息し、バリエーション豊かな景色が広がっています。

四季を通して楽しめるダイビングエリア

龍洞の海は年間を通してダイビングが可能で、春から秋にかけてが特に人気のシーズンです。たとえば、夏は水温も高く、ウェットスーツ1枚で快適に潜れます。冬でもドライスーツがあれば潜れるため、台湾旅行のタイミングを選ばずに訪れることができるのも大きな魅力です。

龍洞のおすすめダイビングポイント|

初心者から上級者まで楽しめる&lt

初心者に人気!「ロントンベイ」

湾内に位置する「ロントンベイ」は、波が穏やかで流れも弱く、初心者や体験ダイビングに最適です。たとえば、水深5〜10mの浅場にサンゴ礁が広がっており、カラフルな魚たちと戯れることができます。足がつく場所からエントリーできるため、初めての人にも安心です。

地形派におすすめ!「ロックガーデン」

巨大な岩がゴロゴロと連なる「ロックガーデン」は、中級者以上に人気のポイントです。クレバス(岩の隙間)を抜けたり、アーチ状の岩場を通り抜けたりと、まるで探検しているような気分が味わえます。ウミウシやカサゴなどのマクロ系生物も多く、写真好きにもおすすめです。

上級者向け!外洋エリアでのドリフトダイブ

条件が整えば、外洋に面したポイントでドリフトダイブを楽しむことも可能です。潮の流れを利用して移動しながら、ダイナミックな地形や大型の回遊魚を狙うスタイルで、上級者にはたまらないスポットです。たとえば、ツバメウオやアジの群れに遭遇するチャンスもあります。

龍洞のダイビング体験情報|

レンタル・インストラクター・費用の目安

インストラクター付き体験ダイビング(ライセンス不要)

ライセンスを持っていない方でも、龍洞では体験ダイビングに参加できます。インストラクターが後ろからサポートしてくれるので、泳ぎに自信がない方でも安心です。料金は機材レンタル込みで約2,000元(約7,250円)が目安です。予約は2日前までに電話またはメールで申し込みが必要で、2名以上での催行が一般的です。

ライセンス保有者向けのセルフダイビング

PADIオープンウォーターなどのライセンスを持っていれば、インストラクターなしでセルフダイビングも可能です。機材レンタル代は約1,000〜1,500元で、プロ資格を持つ友人に引率してもらえば**一人あたり約580元(約2,100円)**で済むこともあります。レンタル内容や料金はショップの公式サイトで確認できます。

ダイビングショップが豊富で便利

龍洞周辺には複数のダイビングショップがあり、英語や日本語に対応している店舗もあります。たとえば、事前にLINEやFacebookで予約・問い合わせが可能なところも多く、旅行者にとって利用しやすい環境が整っています。器材レンタルや送迎、施設利用もパッケージに含まれていることが多いです。

龍洞周辺の観光スポット|

ダイビング後の楽しみも充実!

ノスタルジックな街「九份」

龍洞から車で30〜40分ほどの場所にある九份は、赤いランタンと石畳の街並みが魅力の人気観光地です。たとえば、夜には幻想的な風景が広がり、ダイビング後の癒しの時間を楽しむのにぴったりです。地元のスイーツ「芋圓(タロイモ団子)」も名物です。

猫好き必見!「猴硐(ホウトン)猫村」

龍洞と同じ新北市内にある猴硐は、猫が街中に自由に歩く猫村として有名です。たとえば、駅を降りた瞬間から猫の看板やアートが溢れ、猫カフェや雑貨屋も充実。のんびりと散策しながら、ダイビングの疲れを癒すことができます。

瑞芳エリアの海鮮グルメも見逃せない

海沿いの瑞芳エリアには、新鮮な海産物を提供するローカル食堂が多数あります。たとえば、海老、カキ、イカなどを使った炒め物やスープは絶品で、地元の味を堪能することができます。ダイビングの後には、ぜひお腹も満たしてみましょう。

まとめ|

龍洞でダイビング&観光の両方を楽しもう!

龍洞(ロントン)は、台北からアクセスしやすく、美しい海と豊かな自然を満喫できるダイビングスポットです。初心者から上級者まで対応する多彩なポイントと、充実したダイビング設備、さらに周辺の観光地も豊富で、1日で海と陸の両方を楽しむことができます。台湾で本格的なダイビングを体験したい方は、ぜひ龍洞を訪れてみてください!

龍洞の場所と行き方について

龍洞は台湾の北部、新北市の北東側に位置しています。日本人にも人気の観光地、九份から更に東の方へ行ったところといった方がイメージしやすいでしょう。そうした立地から、台北からは九份と同じく、車、1時間ほどで行くことができます。台北駅からバスや電車を利用して行くことも可能です。

龍洞のバス停

國光バスの1811、1812番のバスに乗るか、台湾鉄道で瑞芳火車站まで行き、そこから台灣好行というバスの黄金福龍線(瑞芳往福龍路線)に乗り、龍洞灣公園站というところで降りましょう。

水金九礦業遺跡

ちなみにこのバス停へつく前ですが、車で海沿いを車で走って行くと、龍洞灣公園の少し手前で「水金九礦業遺跡」という、かつてこの辺りが金の採掘地であった頃の面影を今に残す建物を見ることができます。山の中に突然現れる廃工場はなかなかに圧巻ですよ。

龍洞灣公園バス停

工場跡地を過ぎてしばらく行くと、龍洞灣公園というバス停と、その右側に「東北角潜水客桟」というダイビングショップがあるところへ到着します。この一帯にはダイビングショップがたくさんありますが、龍洞に来るたび機材を借りるためお世話になっているのは、「東北角潜水客桟」ダイビングショップです。

東北角潜水客桟

道路を渡ればもうそこは海で、この風景を見ただけでなかなかに心が踊ります。

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