台湾の山と観光

台湾の山と観光 (20)

<海岸山脈の「金剛山」を背にした美しい原住民の集落>
長光部落は台東県長濱郷に位置し、昔の名は石坑(Ciwkangan)。海岸山脈の「金剛山」を背にした美しい原住民の集落です。この山は、光や雲の巧妙な影の動きによって、地形が一頭の巨大なキングコングに見えることから、中国語でそれを表す「金剛山」と呼ばれるようになりました。長光部落はアミ族の集落で、農業を主な糧として生活しています。台11線の85キロ地点にある東13鄉道を入り、金剛山に続く長くてまっすぐな一本道が「金剛大道」と呼ばれる道。サイクリングやマラソンロードとしても近年有名になってきています。台東県池上にある「伯朗大道」のように道の両側には電柱がなく、太平洋の海を背にして、眼前のキングコング山に立ち向かっていく気分は爽快です。
途中忠勇社区と長光社区を過ぎますが、ここは約3000~4000年前の新石器時代晩期の麒麟文化(またの名を巨石文化)の遺址所在地でもあります。近代からはアミ族の地で、日本時代にはクバラン族も入植してきました、巨石文化は人に彫られた巨石が多く残っているのが特色で、人像や岩棺、石壁、列石などがあり、石群は列をなしているので、宗教的な行事のためか、建物の一部だったかもしれないと言われています。東部の旅は、遺跡好きの人にも魅力的なスポットがたくさんあるのです。

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