緑島(リウダオ)でダイビングを楽しもう!
魅力とおすすめスポットを徹底解説
台湾東部に浮かぶ小さな楽園、緑島(リウダオ)。ここは、ただの離島じゃない。潜ればわかる、心を奪うような海の青さと、生命のエネルギーに満ちた世界が広がってるんです。
平均水温は25~28度。もう、冷たさなんて忘れちゃうくらい心地いい。しかも透明度がハンパじゃない!25〜30m先までスーッと見えるから、潜った瞬間、まるで別世界にワープしたような感覚に。初心者も上級者も、ここなら思いっきり海を楽しめます。
今回はそんな緑島の魅力や、おすすめのダイビングスポットをまるっとご紹介。心に残るダイブ、きっと見つかります。
緑島ダイビングの魅力と特徴
魚影の濃さと抜群の透明度に、心を奪われる
緑島の海に潜ったとき、最初に感じたのは「とにかく明るい!」ってこと。太陽の光がそのまま海底に届いてるみたいで、サンゴや魚たちの色が驚くほど鮮やかなんです。
それもそのはず、透明度は平均25〜30m。広がるサンゴ礁や、目の前を横切る魚群に、何度も「うわ、すご…」と声が出ちゃう。マクロ(小さい生物)からワイド(大きな景色)まで、どのレベルのダイバーでもテンション上がること間違いなし!
ハンマーヘッドシャークに出会える、夢みたいな時間
毎年春になると、この海にハンマーヘッドシャークの群れがやってきます。もう、初めてその姿を見たときは、呼吸が止まりそうなくらいドキドキしました。
特に有名な「シャークポイント」では、高確率で彼らに遭遇できるとか。カメラを構える手が震えるほどの迫力。こんな経験、そうそうできません。
アクセスの良さと、安心できる設備の充実っぷり
「離島って、行くの大変なんじゃないの?」って思うかもしれませんが、台東からフェリーか飛行機でサクッと到着できます。
島内にはダイビングショップがいくつもあって、器材レンタルからガイドまでしっかりサポートしてくれるから、初めての人でも本当に安心。
潜ったあとのグルメや観光も充実してるから、「海に入って、終わり」じゃないのも嬉しいポイント!
ダイバー必見!緑島のおすすめダイビングスポット
【大香菇】巨大シイタケ型サンゴのパワーに圧倒される
名前からしてインパクト強すぎな「大香菇(ダーシャングー)」。意味はそのまま「でっかいシイタケ」なんですが、これがまた本当にシイタケっぽい(笑)。
高さ12m、周囲31mというモンスター級のサンゴが、海の中にドーンとそびえてます。2016年の台風で一度倒れちゃったけど、その下から新たな命が息吹いていて…なんか、海の底で“再生”を感じるってすごいことですよね。
最大深度18mなので、初心者ライセンス(OW)でも問題なし。ぜひ、自分の目で見てほしい!
【鋼鉄礁】人工物と自然のハーモニーにちょっと感動
一瞬、「これ何!?」ってなるのが鋼鉄礁(こうてつしょう)。もともとは人工的に沈めた鉄骨なんですが、それがいまや魚たちの新しい家になってるんです。
ナンヨウツバメウオや小魚の群れが行き交う様子は、まるで海の中の街みたい。無機質な鉄骨と、命が調和していくこの光景、なんだかグッとくるものがあります。水深も浅めで、初心者にもぴったり。
【シャークポイント】本気のスリルを味わいたいならここ
ここはもう、海の冒険が本気モードになる場所です。潮の流れは強め、でもそのぶん出会えるのはハンパない生き物たち。ハンマーヘッドシャークにマダラトビエイ…まさに、ダイビングのロマンが詰まった場所。
正直、初めて潜ったときは怖さもあった。でもその恐怖を乗り越えたあとに感じたのは、言葉にならないような高揚感でした。中〜上級者向けなので、ちゃんと準備して挑んでくださいね!
緑島でのダイビング計画とおすすめ時期
ベストシーズンと気候の特徴
緑島の海は1年中ダイビングOK!でも、特におすすめは3月〜6月。気候も穏やかで、ハンマーヘッドのシーズンど真ん中だから、海が最高に盛り上がってます。
冬でも水温20度前後あるので、ドライスーツがあれば快適そのもの。ただし、7月〜9月の台風シーズンだけは要注意。直前に天気予報をガッツリチェックするのが大事です。
現地のダイビングサービスと設備
島内には親切で頼れるダイビングショップがたくさん。器材のレンタルもあるし、初心者向けの体験ダイビングや講習もバッチリ用意されてます。
日本語や英語が話せるスタッフがいるところも多いので、言葉の壁を感じにくいのも嬉しいポイント。わたしも最初は不安だったけど、現地の人が本当にフレンドリーで、すぐに安心できました。
ダイビング以外の楽しみ方
緑島って、実は観光も超楽しいんです。たとえば、「朝日温泉」は、海を目の前にして入れる天然の温泉!朝日を眺めながらの露天風呂なんて、最高すぎて言葉を失います。
それに、島をバイクでグルッと一周するのも気持ちいい。海風を感じながら走る時間は、それだけで癒やされる。ちょっと歴史に触れたいなら、「監獄跡」もおすすめ。なんか、旅の幅が一気に広がるんですよね。
まとめ
緑島で忘れられない海の冒険を体験しよう
緑島(リウダオ)は、ただのダイビングスポットじゃない。そこには、魚たちが舞う海中の楽園があって、息をのむようなサンゴの造形があって、ハンマーヘッドの迫力があって…。
「大香菇」や「鋼鉄礁」、「シャークポイント」など、それぞれにドラマがあるスポットを巡るだけで、胸がいっぱいになります。しかも、ダイビングだけじゃない楽しみが山ほどあるのも、この島の魅力。
もし次の旅先を決めかねてるなら、ちょっと思いきって緑島に飛び込んでみてほしい。あの青の中で、自分でも知らなかった感情や感動に、きっと出会えます。