名城が残る美しい
水の都・淡水を散策&かき氷体験
台湾北部の港町・淡水は、歴史的建造物と美しい水辺の景観が調和する「水の都」です。17世紀に築かれた紅毛城などの名城は、当時の国際交流や貿易の歴史を今に伝えています。そして、歴史探訪の後に味わうのは、淡水ならではの冷たいご褒美・かき氷。たとえば、古城の高台から絶景を楽しみ、そのまま川沿いのカフェで甘く冷たいかき氷を食べる時間は、この街の魅力を存分に味わえる組み合わせです。
歴史を物語る名城「紅毛城」を訪ねる
17世紀オランダ築城の要塞
紅毛城はオランダ人によって建てられた要塞で、赤レンガ造りの外観が印象的です。かつては貿易や軍事の拠点として活躍し、淡水河を一望できる立地にあります。たとえば、当時の見張り台からの視界を体験すると、歴史の重みを肌で感じられます。
日本統治時代の建築も残る複合施設
紅毛城には日本統治時代に増築された建物も残っています。木造廊下や和風の屋根瓦など、異国文化との融合が見どころです。たとえば、展示室では当時の生活用品や公文書が公開されており、歴史ファンにはたまらない空間です。
城から眺める淡水河と水辺の街
高台から見下ろす淡水河は、ゆったりと流れる水面が美しく、天気の良い日は観音山まで見渡せます。たとえば、夕暮れ時に訪れれば、空と水面がオレンジ色に染まる絶景を楽しめます。
水の都ならではの景観と街歩き
淡水河沿いの遊歩道をのんびり散策
淡水河沿いの遊歩道は、地元の人や観光客に愛される癒しのスポットです。川面に映る空や船の姿は、まさに絵画のよう。たとえば、朝は爽やかに、夕方はロマンチックに、時間帯によって違う魅力があります。
八里へのフェリー渡航
淡水から対岸の八里へは、わずか数分のフェリー旅。船上からは淡水の街並みを水上から眺められます。たとえば、風に吹かれながらカメラを構えれば、港町らしい景色が切り取れます。
老街での食べ歩き
淡水老街は名物グルメや土産店が並ぶ賑やかな通りです。阿給(春雨詰め揚げ豆腐)や魚丸湯(魚団子スープ)など、地元ならではの味が楽しめます。たとえば、食べ歩きをしながら歴史ある路地を探検するのも面白いです。
散策後のご褒美!淡水のかき氷
No. 233-3號, Zhongzheng Rd, Tamsui District, New Taipei City, 台湾 251
マンゴー山盛りの王道かき氷
淡水では、夏季限定でマンゴーたっぷりのかき氷が人気です。ふわふわの氷にカットマンゴー、練乳がかかった一皿は、観光後のクールダウンに最適。たとえば、紅毛城からの坂道散策の後に食べれば、疲れも一気に吹き飛びます。特にオススメは**朝日夫婦**でのかき氷、やさしくて台湾産マンゴーをたっぷりと使った(260元)から13種類から選べます。
黒糖ピーナッツの創作かき氷
伝統的な味も魅力ですが、淡水には黒糖とピーナッツを組み合わせた創作かき氷もあります。香ばしさと優しい甘さが絶妙で、夫婦や友人同士でシェアすれば二倍楽しめます。たとえば、老街の人気店「黒殿冰品」では、ほかでは味わえないオリジナルメニューに出会えます。
川辺カフェで味わう絶景スイーツ
河沿いのカフェでは、窓から淡水河を眺めながらかき氷を楽しめます。たとえば、午後の柔らかな光が水面に反射する景色を見ながら食べるかき氷は、味覚と視覚の両方を満たす贅沢な時間です。
まとめ
淡水は、紅毛城をはじめとする歴史的名城と、美しい水辺の景色が魅力の街です。そして、その散策の締めくくりに食べるかき氷は、旅の幸福感をさらに高めてくれます。たとえば、名城の歴史を辿り、川沿いを歩き、冷たいかき氷で一息つく──そんな1日は、淡水の魅力を丸ごと体験できる贅沢な時間になるでしょう。台湾旅行の計画に、ぜひこの「歴史とスイーツの組み合わせ」を加えてみてくださ