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台湾国内でも人気の観光地 宜蘭・蘇澳 (2)

蘇澳冷泉公園
さて、冷泉浴ですが、個人風呂と水着を着て入る大衆風呂があります。大衆風呂とっても広いそのお風呂(プール) レンガ造りでレトロムード満載です。
何でも冷泉には入り方があります。

  1. 水に浸かり、動かずジっと待つ(約2分間)
  2. 体に気泡がつき、ポカポカしてきたらOK!(OKって何が?)

22℃の水って意外と冷たく感じます。プールより低温かもしれません。どうも全身浸かれない。2分たっても、3分たっても半身浴状態。しまいには広いのに(先ほどまでいたお客さんも引き上げてしまいナビの貸し切りに!) 全身のびのびゆったりすることもなく、なぜか正座!いつになったら気泡がつくか、あったかくなるのか、炭酸水っていうけれど、スプライトみたくブクブクしていません。がんばって十数分浸かっていると慣れてきた感じです。 先ほどまで気がつかなかった泡が至る所からプクプクしているのが見えます。うれしくなって近づいていくと、まるで生きているみたいにあぶくは消えてなくなります。不思議でおもしろがって遊んでいるうちに体には気泡が。それでも水は冷たく、温かいとはとても感じませんが、水から上がると不思議とポカポカしている感じ。(これって外気の温度の方が高いせいでしょう) もう一つ不思議なことは、しばらくすると手先に痺れた感覚を覚えてきます。
更衣室・シャワールーム・コインロッカー・ドライヤー(外に一つだけ!) 完備。でもシャワーはお湯なしです。
掃除が行き届いていて清潔。冷泉水も透明度バツグンです。夕方近くには店じまいしていますが、売店もあります。
観光冷泉の目の前には地元の人が利用するという冷泉を使った洗濯場や無料で入れる公共冷泉があり、また、中山路沿いには、冷泉を利用して作る羊羹が評判の老舗店「鳳鳴蘇澳羊羹本舗」。こちらの店の羊羹は日本人から製造法を学んだとかで、日本と変わらぬ味に思わず笑みがこぼれます。おもしろいところではチョコレート味もあります。そこには南方澳漁港があり、おいしく新鮮な海鮮が安価でいただけます。海産物を売る土産物屋もあるので、船を横目にブラっと歩いても楽しめるところです。それらの周辺スポット、冷泉とセットで立ち寄ってみるのもオススメですよ!

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