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中華民国(国民党)との対立

台湾理解を深める。ニニ八和平公園と記念館

総統府からも近い位置に、ニニ八和平公園と、ニニ八記念館があります。

ここも日本統治時代の遺産ですが、日本の統治が終わった1947年2月28日、新たに統治者となった中華民国(国民党)と民衆が激しく対立するニニ八事件が起こります。むしろ日本統治が終わってからの台湾にとって意味深い場所となっています。 「台湾を知る『ニニ八事件』) ニニ八和平公園(旧:台北新公園)ニニ八和平公園 日本統治時代に入り、都市計画の一環として造成され、1908年に開園。台湾初のヨーロッパ風近代的都市公園で、台北新公園と名付けられました。公園北側には「児玉総督後藤民政長官記念館」(1915年完成。のちに台湾総督府博物館と改名。現在の国立台湾博物館)も建設されています。1945年に日本が撤退後、中華民国(国民党)政府による統治が始まりますが、国民党政府と元々台湾に在住していた本省人との対立が激化、1947年2月28日、ニニ八事件が勃発します。

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