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陽明山・竹子湖と冷水坑を1日で楽しむ旅プラン

陽明山・竹子湖と冷水坑:海芋の花と温泉が楽しめる癒しの旅

台北市内からふらっと行ける距離にある陽明山(ようめいざん)は、まさに“自然と癒しの宝箱”。季節ごとに表情を変える風景と、じんわりと体の芯まで温まる温泉が楽しめる場所なんです。特に春の終わりから初夏にかけて、竹子湖(ちくしこ)に広がる海芋(カラーリリー)の花畑は、思わず息をのむほどの美しさ。ふわっと風に揺れる白い花たちは、見ているだけで心がゆるむんですよ。そして近くの冷水坑(れいすいこう)では、火山の恵みである硫黄泉に身をゆだねて、日頃の疲れをリセットできます。今回はそんな陽明山・竹子湖エリアの“とっておき”をご紹介します。

竹子湖で海芋の花を満喫する

春の終わりに咲き誇る海芋の見ごろ

竹子湖では、4月から6月にかけて海芋の花がちょうど見ごろを迎えます。一面に咲き誇る白い花々は、まるで夢の中の風景みたいで、初めて見たときは思わず立ち止まってしまいました。早朝の優しい光が花に差し込む時間帯は、特に幻想的で、空気まで澄んで感じるんです。整備された遊歩道をゆっくり歩きながら、静かに自然と向き合えるこの時間…正直、何度でも足を運びたくなるくらい。

写真撮影スポットとしても大人気

この花畑、ただ綺麗なだけじゃないんです。とにかく「映える」んです!花の間を抜ける小道や、山を背景にした高台からの眺めは、どこを切り取っても映画のワンシーンみたい。風が止んだ日には、水面に映る花々がまたたまらなく綺麗で、時間を忘れてシャッターを切ってしまうことも。カップルのウェディングフォトにも選ばれるくらい、ロマンチックな場所なんですよ。

周辺の農家で海芋摘み体験ができる

竹子湖の周りには、小さな観光農園が点在していて、海芋摘み体験もできるんです。自分で選んで摘んだ花を、そのまま持ち帰れるって、ちょっと特別な感じしませんか?大切な人に1輪プレゼントしたら、きっと喜んでくれるはず。さらに、農園にはカフェが併設されてるところも多くて、花畑を眺めながら地元食材の軽食をのんびり味わうのも最高の時間。体験と癒しがギュッと詰まった1日がここにはあります。

冷水坑で温泉と自然の絶景を体感

火山活動が生んだ白い湖「牛乳湖」

冷水坑エリアにある「牛乳湖(ぎゅうにゅうこ)」って、本当に不思議な場所。最初に見たときは「えっ、なんで湖が白いの!?」って声が出ちゃうくらい衝撃でした。火山性の硫黄が混ざっていて、光の具合でミルクみたいな白さになるんです。しかも、毎日微妙に色が違っていて、その日の“表情”があるんですよ。展望台からの景色は、まさに絶景。自然の力って、こんなに美しいんだなって思わされます。

菁山吊橋からの絶景散策

牛乳湖の周りには、自然を満喫できる遊歩道もあります。中でも菁山吊橋(せいざんちょうきょう)を渡るルートは、ちょっとした冒険気分。木々の間をぬけて、谷間を覗き込むように歩くと、空気が澄んでいて、体の中から浄化されていく感じがするんです。ふと立ち止まって深呼吸すると、日々のもやもやが少しずつほどけていくのが分かります。途中に休憩スポットもあるので、家族連れでも安心ですよ。

無料で楽しめる温泉と足湯スポット

冷水坑のもうひとつの魅力が、なんといっても無料で楽しめる公衆浴場!第二駐車場のすぐそばにあって、しかもお湯がちゃんと美肌の湯って言われる炭酸水素塩泉。湯船につかると、肌がしっとりするのが実感できて、思わず「うわぁ…幸せ…」って声が出ちゃいました。足湯だけでも充分気持ちよくて、散策の合間にふらっと立ち寄れるのも嬉しいポイント。温泉って、やっぱり魔法みたいですよね。

まとめ
陽明山で自然と温泉を一度に楽しもう

陽明山の竹子湖では、春から初夏にかけて海芋の花がふわっと咲き広がって、本当に心が癒されます。そして、近くの冷水坑では、火山が生んだ白い湖に驚かされたり、温泉に身をゆだねたりと、五感がフルに刺激される体験ができます。自然の美しさと、じんわり温まる癒しを同時に味わえるこのエリアは、日帰り旅にもぴったり。家族と、恋人と、気の合う友達と…どんなスタイルでも楽しめるこの場所で、台湾の“自然の贈り物”を心いっぱい感じてください。

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