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台北観光で外せない!象山登山とそのルートの選び方

象山登山道の入口「病院ルート」
短距離で楽に登れる裏ルートの魅力

台北の人気ハイキングスポット、象山(シャンシャン)。観光客でにぎわうこの山には、実はいくつかの登山ルートがあります。その中でも、地元の人たちがひっそり愛用している「病院ルート」という裏道があるのをご存知ですか?

あまり知られていないけど、めちゃくちゃ使いやすくて、個人的には「え、なんでもっと話題にならないの?」と思うくらい便利なルート。体力に自信がない人でもサクッと登れるので、ちょっとした自然散歩気分で行けちゃうのが魅力です。

病院ルートの基本情報とアクセス方法

象の石像が出迎える、ちょっとした癒しの広場

病院ルートの入口には、かわいらしい象の石像がちょこんと座った小さな広場があります。派手な観光地って感じではないけど、その控えめな雰囲気が逆に落ち着くんです。山の名前にぴったりなこの象たちが、なんだか「おかえり」って言ってくれてるみたいで、最初から心がほっこり。

駅から歩けるけど…坂道がちょっとキツい!

最寄りの象山駅から歩いてアクセスすることもできますが、これがまたなかなかの坂道続き…。以前夏にチャレンジしたことがあるんですが、あの照り返しの強さと坂の長さで、登る前に体力をほぼ持っていかれました。正直、タクシー一択です。台北駅周辺からなら20分くらいで到着するので、楽チン!

車で登山口すぐそばまで行ける安心感

病院ルートの最大の魅力は、車で入口まで行けること!小さなお子さんがいる家族や、足腰にちょっと不安がある方には本当にありがたいルートです。タクシーを降りたらすぐ登山開始って、テンション上がりますよね。

病院ルートの特徴と注意点

赤い点線ルートより断然ラク!石段少なめ、距離も短め

象山登山といえば、ガッツリ階段が続く「赤い点線ルート」が有名。でも、病院ルートはそれに比べて石段が少なくて、距離も短い。疲れたくない日とか、「とりあえず山頂の景色だけ見たい」ってときは、迷わずこっちです。私もサンダルで行って後悔したけど、それでも登りきれるくらい。

ただし、階段が急なところもあるので注意!

楽とはいえ、病院ルートにも落とし穴はあります。一部、階段の幅が狭くて、けっこうな急勾配になっているんです。特に雨上がりは滑りやすいので、スニーカー以上の靴で行くのがマスト!私は一度スリッパみたいな靴で行って、滑りかけた苦い思い出があります…。

夜はかなり暗いので、できれば明るいうちに!

このルート、実は街灯が少ないんです。日が沈んだ後はびっくりするほど真っ暗になって、足元が本当に見えにくい…。安全のためにも、明るいうちにサクッと登って帰るのがベスト。夕方スタートはなるべく避けましょう!

象山登山初心者へのおすすめポイント

初心者でも安心して登れるちょうどいい難易度

運動不足な人でも「これならイケるかも」って思えるくらい、病院ルートはちょうどいい難易度。私も久しぶりに運動したくなったときにここを選ぶんですが、30分もあれば山頂に着けるので「やり切った感」が気持ちいいんです。旅行のついでに登る人にもピッタリですよ。

山頂からの景色をじっくり楽しめる!

時間も体力も温存できるからこそ、山頂でのんびりできるのが最高。台北101を背景にしたあの有名な景色、実際に見ると「うわー…これが台北か」って、ちょっと感動すら覚えます。夕暮れ時の空の色が街と重なる瞬間は、本当に息をのむ美しさ。

家族旅行や短時間観光にもうってつけ!

朝ちょっと早起きして病院ルートから登山 → 午後は九份や夜市で観光…みたいな、効率のいいスケジュールも組みやすいんです。体力を温存しつつ、自然も観光も楽しめるって、ありがたいですよね。小さなお子さん連れでも安心して挑戦できます。

まとめ
象山登山の穴場「病院ルート」で気軽に自然リフレッシュ!

象山の「病院ルート」は、アクセスの良さ、手軽さ、そしてちゃんと満足感まである、まさに“知る人ぞ知る”登山ルート。体力にあまり自信がない方、時間に余裕がない観光客、そして「ちょっと自然に癒されたいな」って人に、心からおすすめです。

象山のてっぺんから見える景色を、ぜひ自分の目で体感してみてください。ほんの30分の冒険が、台北の旅にちょっと特別な思い出をくれるはずです。

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