雙城街夜市の魅力とは?
台北のローカルグルメを味わえる夜市ガイド
台湾・台北で「とにかく地元っぽくて、美味しい屋台飯を食べたい!」と思ったら、**雙城街夜市(そうじょうがいよいち)**は絶対チェックしておきたい場所。
観光客でごった返す夜市とは違って、ここは地元の人たちが日常的に通う、ほどよく落ち着いた雰囲気の隠れスポット。歩いているだけで、生活の匂いや空気感まで感じられて、なんだか“台北の素顔”を覗き見たような気分になれるんです。
この記事では、雙城街夜市へのアクセスから、おすすめのローカルグルメ、そして夜市を120%楽しむコツまで、実体験も交えながらご紹介します。
雙城街夜市への行き方と基本情報
MRTから徒歩でサクッと行ける
Shuangcheng St, Zhongshan District, Taipei City, 台湾 104
雙城街夜市があるのは、台北市中山區。最寄り駅はMRT「中山國小駅」または「民權西路駅」で、どちらの駅からも徒歩で約6〜10分ほど。
実際に歩いてみるとわかりますが、普通の住宅街を抜けた先に、ふいに屋台の明かりと人のざわめきが現れる瞬間、ちょっとテンション上がります。
観光の途中でちょっと寄るにも便利だし、「夕食はここで食べ歩きにしよう!」なんてプランにもぴったり。
朝も夜も楽しめる!珍しい二部制夜市
雙城街夜市の最大の特徴といえば、朝市と夜市の“二毛作スタイル”。
朝は8:00〜16:00まで、夜は17:00〜深夜0:00まで営業していて、朝ごはんから夜食までぜ〜んぶ屋台で済ませられちゃうんです。
ちなみに朝市はおばちゃんたちが真剣に野菜を選んでたりして、「あぁ、地元の人たちの日常ってこんな感じなんだなぁ…」と、思わずほっこり。
晴光市場とハシゴするのが通な楽しみ方
雙城街夜市のお隣には、これまたローカル感満載の「晴光市場」が。
野菜や果物はもちろん、ちょっとクセのある台湾スナックや雑貨も売ってて、「えっなにこれ!?」と驚くような掘り出し物に出会えることも。
午前中に市場でブラブラして、お昼すぎから雙城街夜市で食べ歩きって流れが、ちょうどいい感じ。実際、私もこのルートで1日過ごしましたが、満足度かなり高かったです。
雙城街夜市で味わいたいおすすめローカルグルメ
台湾らしさ全開!魯肉飯、臭豆腐、蚵仔煎…
雙城街夜市のいいところは、「これぞ台湾!」っていうローカルグルメがひと通り揃ってるところ。
たとえば**魯肉飯(ルーローファン)**は、甘辛く煮込んだ豚肉をごはんに乗っけた定番料理で、屋台によって味が全然違うのがまた面白い。
臭豆腐は…正直、匂いがすごい(笑)。でも勇気を出して一口食べてみたら、カリッと揚がってて、中はふわふわ。これはクセになるやつです。
**蚵仔煎(カキオムレツ)や麺線(細麺スープ)**も外せない。とにかくどれも、B級グルメ好きにはたまらないラインナップ。
大人気!黃記魯肉飯と城市愛玉はマストで寄って
中でも特に有名なのが、「黃記魯肉飯」と「城市愛玉」。
黃記の魯肉飯は、もうね、言葉いらない。口に入れた瞬間、「うわ、うまっ」って声が出ました。あの甘じょっぱいタレがご飯に染みてて、何杯でもいける勢い。
一方、城市愛玉は、レモンの酸味が効いた冷たいゼリーが最高にさっぱりしてて、暑い台北の夜にぴったり。夜市の熱気で汗だくになった後に飲むと、もう生き返るレベル。
スイーツも充実。甜甜圈から芋圓まで勢ぞろい!
お腹いっぱい…と思ってても、スイーツは別腹。
たとえば「脆皮鮮奶甜甜圈(サクサク生ドーナツ)」は、揚げたてサクふわで、気づいたらペロッと完食してたし、豆乳プリンの「豆花」やもちもちの「芋圓」なんかも、どこか懐かしい味わいで癒されます。
雙城街夜市での楽しみ方と訪問のコツ
混雑少なめだから、初心者にもおすすめ
有名な士林夜市と比べると、雙城街夜市は地元民の利用がメインなので、ギュウギュウの混雑とは無縁。
私が行ったのは平日の夜でしたが、のんびり屋台を眺めながら歩けて、ストレスゼロ。初めて台湾夜市を体験するには、むしろここがベストかも。
番号付き屋台で迷子知らず
屋台には番号がふられているので、「SNSで見たあの店どこだっけ?」ってなっても安心。
事前にチェックしておいたお店の番号をメモしておけば、現地で迷うことなく一直線に向かえます。
時間帯ごとの食べ歩きプランが楽しい
たとえば…
朝:黃記魯肉飯で朝ごはん。ちょっと早起きして行く価値あり。
昼:愛玉ゼリーでクールダウン。
夕方:甜甜圈を片手にお散歩。
夜:蚵仔煎と鹽酥雞でガッツリ夕飯!
こんな感じで、一日を通して食べたいものを考えて動くと、もうほんとに「台湾に来てよかった〜」ってなるはずです。
雙城街夜市まとめ
台北旅行で外せないローカルグルメの宝庫
雙城街夜市は、ガイドブックにはあまり大きく載っていないけれど、実際に行ってみると「こういう場所を探してた!」ってなる、ちょうどいい夜市。実は日本人がやってるラーメン屋もあります。
朝から晩までいろんな味を楽しめて、混雑も少なく、アクセスもラクで、台湾ビギナーにも優しい。まさに、台北の“おいしい日常”を体感できる場所です。
次に台湾を訪れるときは、ぜひ雙城街夜市で五感をフル稼働させながら、地元の味をめいっぱい味わってみてください。心の中に、あの夜市の灯りと香りがずっと残るはず。